アジア時代への備え
「プチ自給自足」を推し進める
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対象:新規事業 |
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最近、駅のホームでよく見かける光景です。 そんな行動が示す、最近の"日本人感覚" 大局的な話が多いですが、きっとその中に
「モノが売れない」という相談は、何年も前からたくさん寄せられます。大量生産したモノというのは、大量に販売しなければなりませんから、常に大きな市場を必要とします。特に日本の基幹産業である、家電や自動車メーカーはそうでしょう。在庫の問題がありますから、売れないと辛いものがあります。 高度成長期からバブルまでの間は日本国内がその大きな市場でしたから問題ありませんでした。バブル崩壊前までに日本国内はモノで溢れ返り、すでに市場は飽和気味でした。そして海外に別の市場を探し求め、アメリカ市場を開拓した訳です。そして、アメリカ市場も縮小気味になると、中国へ、インド・ブラジルへと市場を探っています。 しかし、この巨大市場に支えられた、大量生産・大量消費モデルは、いつまで持つのでしょうか?発展市場を発見し続ければ持続するかも知れませんが、いま発展中の国というは、当然その国内でも生産を始めます。実際、インドでもブラジルでも国内メーカーが台頭しています。その国内で生産する国内メーカーのほうが、あらゆる面で有利です。 こうした状況を踏まえると、これから日本に求められるのは、別のモデルなのではないでしょうか?つまり大量生産モデルではなく、次世代のアジア的なモデルです。
ところで、次の超大国は中国だといわれています。インドも元気です。いずれにしても、アジアが次の力を担うことになりそうです。 文明法則史学の村山節(むらやまみさお)氏が唱える、800年周期説によれば、いま私たちは重要な変革期にいるそうです。今までの西洋による世界支配、つまりベネチアから始まったスペイン→オランダ→イギリス→アメリカという覇権国の流れは800年間でいったん終了し、この次はアジアが世界覇権を握るのです。この流れは紀元前から、一度の例外もなく続いてきたというから驚きです。地球温暖化や異常気象、各種の地殻変動は、この大きな変革の一環にあります。 その説の真偽はともかく、近年アジア文化が見直されていることは確かです。近年のヨガブームや、世界的な和食ブームもそのひとつでしょう。今回、民主党が東アジア共同体構想を示しているのも、この流れのひとつと捉えることもできます。
アジアの国に共通しているものとしては、象徴的なものがひとつあります。それは、人間が自然をコントロールするという立場ではなく、自然と共生しようという考えです。言い方を変えれば、自然に逆らわないで、生きるということ。 特に日本人はもともと農耕文化が長いこともあって、自然への感謝の念が根底にあります。それは八百万の神(やおよろずのかみ)と言われる万物神をみてもそうですし、地域の伝統芸能やお祭りを見てもその精神性を垣間見ることができます。 その自然への感謝の念から、資源をムダにすることはできない、いわゆる「もったいない」という概念が生まれたのでしょう。 周囲と共生するために、相手のことをよく考え、「思い遣る」。そこから、ものづくりに関しても使う相手のことを尊重して、「心をこめて作る」。欧米流では、対立するお互いの立場から徐々に妥協点を探るのが人間関係です。一方、日本ではまず相手を信頼します。いわゆる性善説というものです。農耕型の村社会の歴史がそのような精神を育んだのかもしれません。
あるセミナーで、このような意見を出した方がいます。 例えば部下と話す時、納期とか仕事の手順、品質について部下に指示を出すことはあっても、どんな気持ちで取り組むべきか、という指示はほとんどないそうです。その彼は、試しに部下にこう指示したと言います。 これがチーム内でちょっとした話題になったとのこと。いずれ、やらなくてはいけない仕事ですから、どのような気持ちでやっても同じ。1日の三分の一もの時間を過ごす職場内で、楽しい心境でいるかどうかは、本来大きなテーマであるはずのものです。 かつて、職人が心を込めてモノを作ったように、相手のことを尊重し、心を込めて言葉を発するのは日本人にとって本来得意なことであったはずです。ところが今やコンビニでも、ファーストフード店でも、心のこもった会話は少ないのが現状です。グローバル化という名の欧米流儀に染まってしまったのでしょう。
以上のことをまとめると、このように言えるのではないでしょうか。日本人は、モノをこれまで十分に生産し、また消費してきました。しかし、それと反比例するように、本来持っていた高い精神性を弱体化させて行ってしまったのではないか。 その根本的な原因は、物質的に需要が満たされたことに伴って、お金に過度に依存した状態が当たり前になったことであり、自分で出来ることまでお金で他人に任せていたためでしょう。 日本では明治時代までは、個人である程度まで、衣食住を自給自足できていたはずです。もちろん当時とあらゆる面で環境は異なりますが、現在ほど過度にお金に依存した状況ではなかったでしょう。自分で出来ることは面倒でも自分でやる。お金は、交換相手の仕事を見えにくくします。食品も家電も、おもちゃもゲームも、どのように作られているのか、多くの人は知りません。交換者同士でのコミュニケーションが無くても、取引できてしまうのが通貨取引です。 現在、通貨に(円だけでなく、各国の通貨に関して)先行き不安があります。大量発行、マネーサプライ過剰によるインフレ懸念もそうです。大きな観点から見ると、確かに時代の転換点かも知れません。
・「コミュニケーション」
→役付きのビジネスマンが「論語」を学ぶのは良いことです。 | ||
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