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失敗しない車選び

2010年12月 6日

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女性がマイカーを選ぶときのことを考えてみたいと思います。

男性が車選びする場合とは視点が違うはず。その違いが気になったので調べてみました。参考にしたのは、「世界でいちばん乗りたい車(太田哲也著)」。太田哲也氏と言えば、日本一のフェラーリ使いと呼ばれて国内レースに参戦していたプロドライバー。そのレース中に大きなクラッシュに巻き込まれて車が炎上し、全身に大火傷を負った人です。その療養中に記した「クラッシュ」という作品は映画にもなり、以前私も観て衝撃を受けた記憶があります。


さて、女性の車選びですが、昔と違って最近ではどうやら大きな変化があるようです。特に、車選びを「男選び」になぞらえる向きもあるようで・・・。


これまでは、女性の車選びと言えば、次のような基準で選ぶのが一般的だったと思います。

 

  • かわいいデザイン、格好いい雰囲気の車を選ぶ
  • 内装がおしゃれな車を選ぶ
  • 運転がラクな車を選ぶ
  • 荷物が乗せられて、シートアレンジが利く車を選ぶ
  • 走りの性能とかは二の次

確かに、「車はとにかく動けばいい」「使い勝手がよくてカワイければ最高」というのが女性の意見の代表格だったように思います。また子育て中のママなら、「車内の使い勝手が一番大事。ルックスは可愛ければなおいい」という感じでしょうか。とにかく、走りの性能とかメカニズムとかはどうでもいい、というのがおおかたです。

実際、自動車メーカーの担当者もこのように本音を明かす方もいたようです。

「うちのユーザーは飛ばさないから、走りの性能なんて・・・・・・。幼稚園の送り迎えがほとんどだし」


ところが、です。なんと最近は女性でも「操縦安定性」を重視する人が増えているようです。操縦安定性とは、走る・曲がる・止まるという、車の動きがどれだけしっかりしているかという性能です。もちろん男性のように、飛ばして走るための性能ということではないようですが。


運転がカンタンな車より、運転が「上手くなる」車へ

女性向けの車と言えば、昔から軽自動車やコンパクトカーなどが定番。デザインは可愛らしく、内装は明るく、シートアレンジは自由にできて広々、ハンドルもブレーキも軽くて運転はラクラク。そんな車がほとんどでした。

確かに運転は力がいらずカンタンですし、小さな子供がいる家庭でも大活躍。使い勝手と親しみやすいデザインで長い間、女性の心を捕らえていました。

ところが、その裏に潜んでいる「デメリット」にも気づく女性がかなり増えてきたのです。


車というのは、自動車メーカーが限られた予算と時間を配分して設計・製造するもの。「デザイン」や「使い勝手」に力が注がれているということは、その逆に削られている部分があるということです。従来の女性向け軽自動車やコンパクトカーでは、操縦安定性や高速性能をないがしろにしたものが多かったもの事実です。予算に限りがあるので当然ですね。ここでいう操縦安定性とは、限界に近いシチュエーションでの性能です。つまり、いざという時の車の動きに関する性能ですね。

日本車は、先述のように車内の使い勝手とか女性受けするデザインに予算をかなり使っているので、操縦安定性を確保する部分へは、安上がりな「電子制御」でカバーしたり、性能をわざと落とすことが多かったのです。「スピン防止装置」などは代表的な電子制御による安全確保ですし、あえてグリップ性能を落としてスピードを出さないようにするような方向性です。

この反対に、ドイツ車をはじめとする欧州車は、デザインや使い勝手は素っ気ないのに、値段がかなり高いことが多いはずです。これは(もちろん関税も原因の1つですが)、操縦安定性に対してかなりの予算をつぎ込んでいるからです。


たとえば小さい子供がいるママが、マイカーを買ったとします。子供のためだと思って、乗り降りがラクで広々の室内、荷物が積める車を選んで、その車で毎日幼稚園へ送り迎えしていたとします。普段は確かにラクで快適かも知れません。ところが、いざ幼稚園の前で子供達が飛び出てきて、急ハンドルを切らざるを得ない状況が起こったらどうでしょう。曲がらずに直進してしまったり、スピンしてしまう可能性が高いことになります。

また、走る・止まる・曲がるという基本性能が低くて、ハンドルやペダルが軽すぎる車は、運転はラクですが運転技術が上達しにくいものです。これはまるで、食事をインスタント食品に頼りすぎている女性のようで、やはり自分で台所に立たないと、いつまで経っても料理は上達しません。

 

●事故は止まっている時ではなく、動いている時に起きる

従来の女性向けの車というのは、主に「車が止まっている時」の機能が多かったように思います。デザインがいいとか荷物を乗せられるとか、収納が多いなどがそれです。ところが、いざという時に必要になるのは「車が動いている時」の性能です。

誰も危険を犯そうとして運転はしませんが、毎日のように車が原因の死亡事故は起きている訳です。急に自転車が横切ってくるとか、突然に危険にさらされるシーンは必ずあります。そんなときに、頼りにならない操縦安定性では、重大な事故に巻き込まれてしまいかねません。

 


今までの女性向けの車は、例えて言うならこういうことです。

「すごくハンサムで、普段は居心地がいいけど、中身がなくて、いざという時には助けてくれない。」


確かに、イケメンで楽しい男でも、喧嘩の時や極限状態になると暴力を振るってきたり、逃げ出してしまうようなのはダメンズですよね。むしろ同じ予算なら、このように選ぶ人が増えいるのも納得できます。


「見た目は中の上くらいで、面白いこともあまり言わないけど、いざという時は全力で守ってくれる」

 

見た目とか雰囲気ばかりを売り物にして、「いざという時の性格」は隠して売るようなコンパクトカーは、これからは厳しそうです。


上述の「世界で一番乗りたい車」から一部引用します。

P18)---
女性の場合はクルマ選びにデザインや色を重視すると思うが、「快適な乗り心地」と「操縦安定性」も考慮した方がいい。雰囲気だけのクルマ選びは格好悪いと思う。すごくハンサムだけど中身がない男を彼氏にしているみたい。

「走りの性能」なんていうと、スポーツカーと勘違いされそうだけど、そういう意味ではないんだ。ステアリングを切ったら正確にその分だけ曲がってくれること。さらに切ったらまた曲がり、もう無理かなと思ってもさらに曲がってくれる。「大丈夫。まだ大丈夫だけど。あ、そろそろダメ。あ、もうダメになる」。軽でもコンパクトカーでもそんな反応を返してほしい。

ダメなクルマは、「大丈夫、大丈夫。あ、ダメでしたーっ」と、いきなりあきらめる。「我慢しないで前もって言ってくれよ」という気持ちになる。結論としては、速度を落とすしかない。僕はそういうクルマは好まない。


いくらパッと見が良くても、事故になってしまえば、一瞬ですべてが台無しになってしまう訳ですから。やはり一番大切なのは「事故にならないよう守ってくれる」性能ですね。マイカーを選ぶときは、くれぐれも失敗しないようにしましょう。

車の運転のコツ

http://shift-up-club.com/


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首都高デビューの恐怖感について

2010年11月10日

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「東京は、道が複雑で運転できない」
「首都高なんて怖くて、車じゃ行こうと思わない」


筆者は地方の教習所で合宿免許を取得したのですが、そのとき
教官から上記の言葉を聞きました。私についた教官は、結構怖
かったのです。怒ると方言混じりで怒鳴られるので、ビクビク
しながら教習を受けました。その教官が、この時ばかりは急に
弱音を吐いているように感じました。しかも、高速教習で私が
緊張しているさなかに聞いたためか、やけに印象に残っていま
す。


そんなことを思い出しながら先日、首都高攻略マニュアルの取
材に行って参りました。「首都高攻略」と言っても法外な速度
で攻めるものではありませんので、あしからず。初めての方が
道を覚えて「首都高デビュー」するためのものです。


取材当日は秋の台風一過で、薄暗い雨雲が立ちこめていたので
すが次第に晴れてきて、お台場から横浜辺りでは明るい空にな
ってくれました。交通量も少なく、渋滞にははまらずに予定の
道をすべて通過しました。映像で首都高の雰囲気を残せたと思
います。


首都高は一般高速とは違って、平日は大変混雑して、土日祝日
は比較的空いているという道路です。平日はトラックや営業車
が各地方へ行く際に、都心を通過するのがその主な原因です。
平日でも特に混雑がひどいのが、朝7時以降と、夕方4時以降
です。首都高ではピタッと止まってしまう渋滞も珍しくありま
せん。ですから「首都圏最大の駐車場」などと揶揄する人もい
ます。

初めて首都高に乗る場合は、普通の高速道路との違いに戸惑う
方が多いようです。それどころか、イメージだけで後込みして
、「自分にはムリ」と決め込んでいる人すらいます。しかし、
解決策はあるはずです。


ところで、「カーナビがあれば良いじゃないか」と言う人もい
ます。しかし、「道を知っている」のと「ナビがないと行けな
い」のとでは、だいぶ違います。

ここからここまで行くには、車を降りて電車で行った方が良い
のか、それとも車で首都高に乗ってこちら方面から行った方が
良いのかを調べずとも、パッと頭の中だけで計算できます。

時間を持て余して「次どこに行こうか?」となったり、急に
「(雑誌の)ここのお店にも行ってみたい!」という家族の無
茶ぶりにもスマートに対応できるのではないでしょうか。何も
調べなくても良い、というのは大きい。気持ちとしても快適で
す。

例えて言えば、巨大迷路を上から係り員の指示に基づいてただ
ひたすら走るのと、自分自身で上から全体を見て、十分に把握
してから走ることの違いでしょうか。全体像を知るのが大切。


複雑に見える首都高ですが、その覚え方は割と簡単です。まず
、主要路線を見方をざっと知っておきます。そして首都高では
標識の表示方法が独特で、また道路上の表記も一般高速とは多
少違いますので、そのクセを知っておきます。これだけでも、
標識を頼りにすれば、目的地方面へ行くことはできます。

そして、さらに首都高デビューをたやすくするべくリリースさ
れるのが首都高攻略マニュアルです。

 

●主な収録内容

★これだけ違う首都高ー知って得する情報
 ー出かける時間を間違えると大変なことに!?

★この方法なら忘れないー路線の覚え方
 ー覚えるヒントは、その「形」にあり

★主要ルートを詳細解説

★モデルルートDVD映像付き
 ーお台場、ディズニー、横浜他

★走る前に知っておきたい首都高トリビア

 

車の運転のコツ


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ヨーロッパでは依然MT車(マニュアル車)の比率が高い

2010年11月 8日

教習所でMT車を選択する理由について、このサイトでいくつか記載してまいりました。

今回は、書籍などで語られている、MT車の現状やMT車に対する思いを取りあげてみたいと思います。週刊誌などでも「MT車 VS AT車」のような特集がたびたび組まれますが、本サイトでも今後ご紹介していきます。

 

「間違いだらけのエコカー選び」徳大寺有恒/山海堂

 

(引用開始)

(中略)私が思うに、自動車には、個人の移動手段という機能以外に、2つの重要な文化的側面がある。ひとつはもちろん、運転という行為そのものが持つ創造性であり、もうひとつは、住まいや衣料などとともに、人々にとって、ライフスタイルの表現手段になっているという一面だ。

 だから「いいクルマ」と呼ばれるためには、燃費、安全性、居住性といった機能面だけでなく、そうした文化的側面においても、豊かな資質を備えていなければならない。そして、優れたクルマは、運転という行為を通じて、乗り手を良識ある大人に育て上げ、より行動的にも、創造的にも変えていく。それが自動車というものの奥行きであり、また、尽きない魅力でもあると思うのである。

それに対し、日本のクルマはこれまでどうだったろう?機能ばかりに目が行って、文化的側面まで関心が及んでいなかったのではないか。(138頁)

(引用終了)

 

車というのは確かにその人の趣味とか個性が出るように思います。クロスカントリーの四輪駆動車が異常に似合う人もいれば、良きパパと言ったミニバンが似合う人もいます。でも、日本人は総じて「やや地味でおとなしい」車が好きで、それらを好む傾向があるような気がします。例えば、アメリカではもっとエッジが立っているというか、個性の強い車が多いように思いますし、ヨーロッパでは堅実な車が多そうな気がします。実際のところはどうなのでしょうか。同じ本からの引用です。

 

(引用開始)

土地の広いアメリカでは、クルマはいわば、隣の家を訪ねるにも履いていく「靴」のようなものだ。外出するときには、どこへ行くにしろ、クルマに乗っていかないと行けない。しかしその一方で、ひとたび旅行に出かけたりするときには、多くの人が飛行機を使ったりする。それに対しヨーロッパでは、クルマは「靴」ではなく、場合によっては国境を越えた長旅にも使う「パーソナルな移動手段」という役どころを保っている。鉄道やバスなどの公共交通機関、さらに航空機などの長距離高速輸送機関との共棲、役割分担も進んでいる。

そんなヨーロッパは、今日「クルマがもっともクルマらしく使われている地域」といっていいだろう。人々は、「好きな時に好きな場所へ行ける」というクルマの利便性と、運転することの楽しさを、ともに享受していて、それが、クルマに対するバランスのとれた価値観にもつながっている。

例えばヨーロッパでは、大型車、高級車に至るまで依然マニュアル車の比率が高い。日本などと比べて、信号や渋滞が少ないという事情ももちろんあると思うが、それ以前に、燃費が悪くて運転が退屈なオートマチック車に対する抵抗感を、多くのドライバーが持っているのである。

というように、アメリカとヨーロッパでは、クルマに関する事情、価値観がかなり異なっている。だからアメリカで成功したレクサスも、ヨーロッパでは苦戦をしているし、アキュラ、インフィニティはヨーロッパで店の展開さえもしていない。(144頁)

(引用終了)

 

アメリカや日本では、道路状況の問題でAT車が好まれやすい土壌があるということですね。アメリカは広すぎるので、移動がラクなAT車。日本は信号待ちや渋滞が多いので操作がラクなAT車。ところがヨーロッパでは移動手段としての実用目的と、趣味的な目的が合わさっているため、まだまだMT車の比率が高いようです。

続いて、「ドリキン」ドリフトキングとして有名な土屋圭一氏の著書です。

 

土屋圭一・MT車テクニック/三推社・講談社

 

(引用開始)

いまさら説明するまでもないが、MTとはマニュアルトランスミッションの略で、これに対して用いられるのがAT=オートマッチクトランスミッションだ。以前にもさんざん述べてきたことだが、オレは「クルマを楽しむならMTしかない!」と声を大にしていいたい。

最近は非常によくできたATが増えてきているが、それでも自分でクルマを操る楽しみということを考えるとやっぱりMTしかないと思う。そう、クルマはMTで、そして自分で操るからこそ楽しいのであって、それをコンピューターや機械まかせにして走ってもぜんぜん楽しくないはずだ。この本を読んでくれるキミたちならきっとわかってくれるだろう。

たとえば、新しいクルマを買ったとしよう。もしクルマの大好きなキミだったら、ならし運転も非常に楽しいにちがいない。このとき、もしATだったとしたらクルマを操るという楽しみも半減してしまうし、きっとなにも考えないでダラダラと決められた距離を走ればいいという思いにとらわれて、ただ単に走るだけになってしまうにちがいない。それがもしMTであれば、自分で操っているという実感に満ち、さらにはそのクルマのエンジン特性やギア比などを自分の体で覚えることができ、後にそのクルマを速く走らせるときにきっと役立つに違いない。

MTの魅力ーそれはこれからも幾度となく紹介していくつもりだが、自分自身が自在に、そしてクルマと一体になって走ることができることにほかならない。いつもクルマを自分のコントロール下におくことは非常に楽しいことだし、MTだからこそできることなのである。(14頁)

(引用終了)

 

かなり古い(1993年発行)土屋圭一氏の著書からの引用でした。本書はMT車だけに特化したテクニック本ですが、教習中の方に参考になる箇所は残念ながら少なく、昔のクルマ好き向けに書かれたものと言えます。少々感情的にMTを推進している感もありますが、MT車の魅力は「感覚的なもの」だということが良く現れていると思います。

確かに、免許を取ってから最初に購入するクルマをMT車にして、ドライバーの仕事が多いMTに慣れ親しんだ方が運転操作がより身に付くと思われます。

確かに渋滞や信号待ちが多い日本の道路事情があったり、販売されているクルマの多くがAT車だったりという状況にありますが、これから運転を覚える方には是非MT車を勧めたいと思います。

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▼MT車専用サイト
教習所では教えない[MT車を 3日 で完全攻略する裏技]


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自己流運転のクセを簡易チェック

2010年10月15日

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「私は必ずブレーキを3回踏む」
「どんな渋滞でも4速まで上げる」

あなたの周りにも、このように運転する人がいませんか?
または、あなた自身も何かしらのクセがついていたりしません
か?

一度ついたクセというのは自分ではなかなか気づかないもので
す。また、もし間違えたクセに気づいたとしても、習慣化して
いるので直すのは意外と大変なことです。でも長くその間違っ
たクセを続けていると、事故のリスクが高くなったり、車の寿
命を短くしてしまう場合もあるので、まずは自分クセに気づく
ことが大切です。

ここでは、よく見る運転のクセをご紹介します。
果たして、間違いなのでしょうか。それとも正しいのでしょう
か。


<Webサイト上に詳しく載せています>
http://shift-up-club.com/055/post_65.html

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その1【MT車】 とにかく早めにシフトアップをする
--------------------------------------------------------

教習所では、なるべく4速で走らせる傾向があります。
「ここで4速に入れて。」
MT車で免許を取得した人は、教習所の構内で教官にこう言われ
る度に、恐怖を感じた記憶があるかも知れません。教習所の構
内では、一般的に40km程度が最高速度。面積から考えてもそ
れ以上のスピードは出せません。その限られた敷地内でも、4
速での走行を経験させるために、このように指導されるようで
す。教習所構内に限らず、路上に出ても40kmや50kmと言っ
た制限速度内で、4速に入れるよう指示される場合が多いよう
です。

この名残から、実際に免許を取得した後でも、MTを運転する際
には「早め早めのシフトアップ」をする人が多いようです。こ
れは、果たして正しいと言えるのでしょうか。

ヒント:
★燃費運転だと思っている人が多い
★ギアを変える本当の意味とは?

--------------------------------------------------------
その2【AT車・MT車】 ポンピングブレーキ
--------------------------------------------------------

教習所ではブレーキを3回に分けて行うように教わることが多
いようです。そして、それを「ポンピングブレーキ」だと教わ
ります。この教えを元に「3回に分けてブレーキを踏めば効率
的に止まれる」と言う人達がいます。これは、果たして正しい
と言えるのでしょうか。

ヒント:
★3回に分けて踏む意味は?
★「ブレーキロック」する状況とは?


--------------------------------------------------------
その3【AT車・MT車】 右左折でアクセルを踏みながら曲がる
--------------------------------------------------------

右左折やカーブがうまく操作できず、スムーズにいかない場合
がある、と悩んでいる方。交差点のちょうど中間点では、あな
たはどのような操作をしていますか?

「ブレーキを踏みながら曲がる」派でしょうか?それとも「ア
クセルを踏みながら曲がる」派でしょうか。

普段、右折とか左折をする際、ブレーキペダルとアクセルペダ
ルを踏むタイミングをあまり意識して決めていない人が多いよ
うです。ブレーキを踏みながら曲がっている人はそれほどいな
いでしょうが、そのような人はブレーキが遅すぎる可能性があ
ります。むしろ多いのは、曲がる手前の直線部分でブレーキを
終えて、アクセルをちょっとづつ踏みながら曲がる方が多いの
ではないでしょうか。

このようにアクセルを踏みながら曲がるのは、果たして正しい
と言えるのでしょうか。

ヒント:
★アクセル、ブレーキ、それぞれを踏んだ時の車の姿勢はどう
なる?


<詳しくはWebサイトでチェックしましょう>
http://shift-up-club.com/055/post_65.html


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会員サイト随時更新中♪
※詳細はこちらをご参照下さい
http://shift-up-club.com/4/post_35.html

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エンストを完全克服する練習

2010年9月14日

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先日「夏期特別出張コーチング」を実施しました。
本メールでは主にShift-UP Club会員の方を対象としたこのイベ
ントについて、技術面の解説も含めながらご報告します。

今回は会員の方の中でも特に、電話・メールでの運転サポート
を何度もご依頼された方数名に対して実施致しました。
車庫入れや、クラッチ操作など、ご本人が苦手とするテーマご
とに実施しましたが、ここではMT操作全般をやりたいという愛
知県のAさん(女性)のレポートをお伝えします。Webサイト上
に詳しく載せておりますので、限定解除の方は必見です。
http://shift-up-club.com/4/mt_10.html

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彼女は、現在AT車に乗っていますが、限定解除をしており、こ
れからMT車を購入予定だとか。そこで、MT車に乗り換えるにあ
たり色々確認しておきたいということです。


夏の暑い中、練習車(MT車)はエアコンの調子が悪く、お茶休
憩を取りながら2時間ほどの練習をしました。

場所は県の広い公園。青空の中、セミが泣きじゃくっています
。当日は日照りがすごく、外に5分程そこにいるだけでも頭が
クラクラするほどです。

広い駐車場は、バスが何十台も止まれるほど広大。その大きな
大な駐車場にも関わらず、土曜日の人出はまばらです。MT車で
の発進や右左折はもちろん、3速くらいまでキアチェンジも練
習できそうです。

ちなみに、Sさんが今回確認したい内容は下記のようなことで
した。


●MT車の坂道発進
近所が坂道だらけなので。

●ギアチェンジのタイミング
どんな時にどのギアが最適なのかイメージができない。

●右左折する時のギア
2速にするのか、1速なのか。また半クラで曲がるのか。

●ヒール&トゥってどんなもの?
いつかスポーツ走行をしてみたいので。

●全体的に教習所で習ったMT操作をイメージできない
限定解除だったため、MT車で公道を走った経験なし。

 

まずは、前後に広く空いたスペースを使って、半クラッチの練
習をします。アクセルペダルを使わない「アイドリングスター
ト」での練習です。(中略)エンストする仕組みと、エンスト
しないための操作を、マニュアルを元に解説し、最初にデモン
ストレーションを見てもらいます。なぜエンストしてしまうの
か、という理屈は教習所でも詳しく教わらないため、知らない
方が多いようです。冊子を確認しながら説明を受けたAさん。
今度は運転席に乗り込みます。教習所では、何度もエンストし
たというAさんですが、1度もエンストしていません。


ここでさらに詳しく、「二度とエンストしない半クラの説明」
を加えました。(※Webサイトを参照)

全部で5往復くらいしたところで、ほぼ完ぺきに半クラッチを
マスターしてしまいました。これなら他の車に乗っても恐ら
くエンストはしないでしょう。

 

次に、ギアチェンジの練習です。最初は全くキアチェンジをせ
ず、1速だけで場内を一周します。

そして2周目は、今度は2速まで上げて、2速に固定して走ります
。これには訳があります。この方法で、3つの荷重ポイント理解
するのです。これを体感できれば、キアチェンジの上達が著し
く早くなります。

2速までのキアチェンジは少しおっかなびっくりながらも、Aさ
んはスムーズにチェンジできていました。広さの関係で、3速ま
では確認できませんでした。


右左折の練習としては、アイドリングでの走行を試しました。
多くの方が、右左折のギアとクラッチの使い方に不安を持って
いるようです。しかし、実際にやってみれば分かる通り、走行
しながらエンストすることは滅多にありません。このことを確
かめるために、アイドリングスタートしたらそのまま走り、全
てのペダルから足を離します。

すると、アイドリング回転を保ったまま、止まらずにゆっくり
走り続けます。この状態でハンドルを切れば、右折も左折も自
由にできる訳です。(中略)これを一度確認すると、右左折の
ギアで迷うことは滅多になくなります。エンストしないと分か
れば、落ち着いてギア選択だけを考えれば良い訳です。実際に
Aさんも、多少のアクセルを踏みながら、1速でも2速でもスム
ーズに右左折できました。


最後にデモ走行として、助手席に乗ってもらい市街地を走りま
す。実際の走行場面でどのように運転するのかを確認して頂き
、その都度浮かんだ質問に回答していきます。ヒール&トゥも
実演して見て頂きました。


以上の90分程のスケジュールを終え、Aさんも改めて自信が持
てたようです。アンケートには次のように答えて頂きました。


「実際やってみて、MT車でも滅多に
エンストしないと分かって、発見でした」

「せっかく限定解除したので、MT車でヒール&トゥ
とか、できるようになってみたいです」


※上記レポートの全文は、Webサイト上でご覧下さい。
http://shift-up-club.com/4/mt_10.html

9月以降も、毎週末(土曜・日曜)にマンツーマンの出張コーチ
ングを実施予定です。興味のある方は、メールにてお問い合わ
せ下さい。(先着順となります)


【週末出張コーチング】

内容:個別指導(マンツーマン)にて、主に苦手箇所を重点的に
チェック・アドバイス・同乗デモ等を行います。

日時・場所:土日祝日。事前に調整致しますが、通常は近隣の広
い駐車場のあるスペースなどを使います。

時間:目安として90分程度です。
(日程と天候により中止する場合もあります)

費用:会員へは6,800円、一般へは11,000円です。
(事前振込・中止時返金)


 | メールニュース

「サビは大敵」駐車場を考える

2010年8月23日

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車を停める場所が、車の寿命に影響することがあります。路地の駐車場だと、車のボディへのダメージが大きくなります。

屋根付きの駐車場なら雨の影響は少ないのですが、路地だとどうしても雨風による細かい傷がつきやすいんですね。なお、ボディカバーをする、という手もあります。が、これも以外と風に煽られて細かい傷が着きやすいんです。

さらに大きいのが、日光によるダメージです。ダッシュボードや車内のシート・ファブリック類、それから窓枠などのゴムパーツも劣化が進みやすいのです。私の実体験で言えば、仕事で使うクリアファイル(透明のプラスチック)をしばらく車内に置きっぱなしにしていたら、半年くらいでパリパリの粉々に砕けてしまいました。日光、恐るべし!

そして、実はもっとも大きい影響は、湿気です。これがサビの原因となってしまうんです。私の場合、月極の駐車場で路地で砂利道の駐車場だから、雨が降ると車の下まで水たまりができます。そして雨が止んだ後も、水が蒸発する課程で湿気が籠もり、車の下回りが錆びてしまうんですね。車は消耗品の固まりですから、基本的にはエンジンでもベルトでも電装系でも、取り替えれば動きます。でも唯一、代えが利かないのが、ボディです。ボディと言っても主に下回りなどのフレーム部分です。ドアやバンパーなどは代えが利きますけど、フレームは交換とか出来ません。下回りのサビは致命的で、どんどん広がっていきます。しまいには、車そのものを浸食してしまって、寿命を迎えてしまいます。

そして、最後に見過ごせない影響が1つ。それは、盗難です。機械式立体駐車場なら、物理的に車を盗難しにくいですし、自走式でも最近の立体駐車場には、防犯カメラ設置率が高く、盗難に遭いにくいようです。そんな訳で、路地の駐車場は、窃盗犯からすると狙いやすいのです。彼らは何度も下調べをするそうですからね。車上荒らしの被害も見過ごせません。


★まとめ

<一番よい駐車場は?>

  1. 自走式立体駐車場(多重階の屋上以外)
  2. 機械式立体駐車場(湿気が籠もる?)
  3. 路地の駐車場(コンクリ製)
  4. 路地の駐車場(砂利や砂地)

番外.海岸沿い・豪雪地帯(塩害)


<路地の駐車場だと>

  • 風雨でボディが痛みやすい
  • 太陽光で車内のファブリック・ゴムが痛みやすい
  • 下回りが錆びやすい(砂利の場合特に)
  • 盗難被害に会う確率が高い(相対的に)


愛車を長持ちさせたいのなら、ヘタなパーツ取り付けを考えるよりも、駐車場に気を使った方が良いかも知れません。少し高いお金を払ってでも、そちらの方が車に優しいはず。特に窃盗や車上荒らしについては、自動車保険に車両保険などの特約をつけたり、盗難防止セキュリティをつける車が多いようです。でも以外と駐車場にお金を掛けておいた方が、長い目で見ると安くつくのかも知れません。


 | メールニュース

年収100万円でも豊かな不思議な人々

2010年7月29日

 

このメルマガは、 【農】と【IT】のそれぞれの分野の知恵とテクニ
ックを毎回少しづつご紹介しています。記事連動HPとブログも、ご
覧下さい。
→『 プチ自給自足 』http://servelle.main.jp/spiritual/
→『 東京自由生活 』http://sissy2129.seesaa.net/


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■ 「年収100万円でも豊か」な不思議な人々
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このエピソード、あなたは眉唾(まゆつば)だと思いますか?
それとも、すごいと思いますか?

北関東の、とある有機農家さんのお話です。そこでは、毎日食べる
野菜を、自分たち家族が必要な分だけ栽培しています。鶏も数匹飼
っていて、毎日の卵や年に数回の鶏肉も自家製です。庭では発酵肥
料も作り、野菜の種も自家採取しています。また、なんと本を参考
にして旦那さんが自分で井戸を堀り、ソーラーパネルでの自家発電
にも成功しました。必要な機材だけ買い、試行錯誤して独力での組
立です。そして、採れた野菜の余り分などを直売所で売って、年間
100万円ほどの収入がありました。これが、10年以上前のこと
です。

「ふーん、田舎暮らしはそんなものか」というのが、この話を聞い
た私の素直な感想でした。特に面白いエピソードだとは思いません
でした。ところが、その農家の方とは全く結び付かないようなキー
ワードが出てからは、俄然「面白い話だ!」と感じて聞き入ってし
まいました。

「ヘッジファンド」を勉強しているというのです。土作りの話や、
肥料の話の直後にその言葉を聞いたとき、ちょっと面食らってしま
いました。意外にも程があります。そもそも、失礼ながらお金には
関心がないかのような、その有機農家の方が、実際には大きな元本
が必要な金融取引をしているそうなのです。しかし、年収100万
円でどうやって?

その理由を詳しく聞いて分かったのですが、年収100万円という
のは彼にとって、必要にして十分以上の金額だったのです。彼はお
米こそ栽培していないものの、近所の仲間から野菜と交換でもらっ
たお米や、自家栽培の小麦やそばで食べていけるそうです。何より
、ナス、トマト、カボチャ、ピーマン、イモ類など全てのおかずは
自前であり、卵や少量の肉も買う必要がありません。それだけでは
なく、味噌や醤油などの調味料や、お茶やドライフルーツなども作
り、さらには石鹸などの日用品、簡単な作業着なども自分で作って
いるそうです。もちろん食器や調理具、家具などの備品は買ってい
るのですが、毎月の出費は限りなくゼロに近いそうです。ちなみに
新聞もTVもありません。つまり、収入の年間100万円は、ほと
んどそのまま余るのです。そんな生活を10年も続けているうちに
、貯蓄は1,000万円を越えました。

この話で、私たちは2つの事に気づくことができるはずです。

(続く)


プチ自給自足の都会暮らし
http://servelle.main.jp/spiritual/

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●メールマガジン「 【農+IT】年収100万円でリッチに暮らす」

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ジャパニーズ・グレーツ

2010年4月26日

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新聞掲載情報

ヨコハマ経済新聞
2010年04月23日
http://www.hamakei.com/headline/5017/

 

山手にある外国人専用の会員制スポーツクラブ「YC&AC(ワイシーアンドエーシー)」(横浜市中区矢口台11)で4月24日、日本の優れた製品を紹介する「ジャパニーズ・グレーツ」が開催される。

 ジャパニーズ・グレーツは、在日外国人コミュニティーとの事業をプロデュースする「エクラビア」(東京都渋谷区)による展示体験型イベント。既存の商品やサービスを外国人の目線でリモデリングすることで、新たな世界市場ニーズの喚起を目指す。当日は約10社が出展し、日本在住の外国人や長年海外生活を経験した日本人が厳選し推奨する「ジャパニーズ・グレーツ(日本の優れた製品)」を紹介する。

 注目製品は、高級日本酒や青汁、伝統工芸のバッグと小物、鰹(かつお)・鮭(さけ)、現代的デザインの家具、 木版画、フレンチのパティシエ製品、携帯型太陽電池、ゼロ活力鍋など。会場では参加企業が提供した賞品が当たる「くじ引き」も予定している。

 ジャパニーズ・グレーツ事務局の本田亮さんは「今回初めての開催となる『ジャパニーズ・グレーツ』。2008年に北海道の洞爺湖サミットで乾杯酒に採用された『大七酒造』をはじめ、日本の逸品をご紹介します」と話している。

 会場はYC&ACの体育館。開催時間は12時~17時。入場無料。

 YC&ACは1868年、イギリス人貿易商らの手によりクリケットクラブとして創立。現在も当時の異国情緒あふれる雰囲気を残しており、東京・横浜近郊に在住している外国人を中心に30数カ国の人が会員として登録。年間を通じてラグビー、サッカー、クリケット、野球、ホッケーと多種多様のスポーツが楽しめ、昨年1月には広大なメインフィールドを全天候用人工芝にリニューアルした。


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外人目線で海外へ紹介する展示体験型イベント

2010年4月20日

横浜カントリーアンドアスレティッククラブで「ジャパニーズ・グレーツ」を開催します!


 

会社名・団体名
-------------------
主催  株式会社エクラビア
協力  NPO法人日本リユース協会
 
ジャンル
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旅行・観光・地域情報

 
プレスリリースタイトル
-----------------------
横浜カントリーアンドアスレティッククラブで「ジャパニーズ・グレーツ」を開催いたします。
 


プレスリリース要約文
 -------------------------------------
イベント「ジャパニーズ・グレーツ」(横浜YC&ACで、4月24日午後開催)は、
日本を愛する在日外国人が厳選し推薦する ジャパニーズ・グレーツ! 
(日本の優れた製品)を実際に体験でき、
来場する多数の在日外国人からの意見を調査し、
その調査結果を基に、既存の商品やサービスを
外国人の目線でリモデリング等を実施することで、
世界市場ヘのニーズを新たに喚起するユニーク
なスタイルの展示体験型イベントです。
 

プレスリリース本文
-------------------------
 
報道関係者各位
NEWS RELEASE ~ プレスリリース ~ 2010年4月19日 株式会社エクラビア
 
在日外国人コミュニティーとの事業をプロデュースする株式会社エクラビア
(本社:東京都渋谷区代表取締役:本田 亮)は、
今後着実な需要が見込まれるグローバル事業、特に外国人が目利きする
日本の優れた製品に特化し、各種イベントを通じて、マーケティング営業活動の活性化、
新たな世界市場ニーズの喚起につなげられる成果を目指します。

本プロジェクトの一環として、4月24日(土曜日、午後12:00~午後17:00)
横浜カントリーアンドアスレティッククラブで「ジャパニーズ・グレーツ」を開催いたします。
http://tinyurl.com/y7n2jlm
 
「ジャパニーズ・グレーツ」とは、
日本在住の外国人および長年海外生活を経験した日本人が厳選し、
推奨する日本製品を紹介するためのイベントです。
 
今回のイベントでお奨めの製品は、高級日本酒、伝統工芸のバッグと小物、
持続可能漁業による鰹と鮭、現代的デザインの家具、木版画、
フレンチのパティシエ製品、携帯型太陽電池、ゼロ活力鍋などです。
参加企業提供の魅力的な賞品のくじ引きも計画しております。
 
また、日本の外国人コミュニティと深い絆を持ち、
優れたスポーツ設備を有する名高いクラブを
この機会にご見学いただければ幸いです。
 
 
【イベント「ジャパニーズ・グレーツ」についてのお問合せ先】

 株式会社エクラビア
  (東京都渋谷区 代表取締役 本田 亮)
 本田: Email :  honda@eclovea.com
 


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米国トヨタ車リコールから学ぶ

2010年4月 6日

TS3E2197.JPG
(写真と本文は関係ありません)

アメリカでのトヨタ車リコール問題が、しばらくマスコミを騒がせました。
ニュースなどを見て、皆さんはどのような感想を持たれているでしょうか?


以前、読売新聞のコラムに、トヨタ車リコールの問題に関して、
元F1レーサーの鈴木亜久里さんの意見が掲載されていました。
これに私も、まったく同感です。

以下にその意見をご紹介したあと、なぜプリウスにこの問題が起こったのか、
私たちはどう対処すれば良いのかを考えてみたいと思います。


コラムの大意は、次のようなものでした。

まず指摘されていたのは、ブレーキを踏んでいるのに、
勝手に加速して止まれなくなったという事件です。
これがもし事実なら、自動車メーカーとして重大な問題です。
なぜならブレーキは日本でも重要保安部品とされていて、
規定がもっとも厳しいものだからです。

自動車メーカーが1つの車種を開発するに当たっては、テストドライバー
と呼ばれる、実験担当者がいて、私たちの想像を絶するほど
多くの種類の実験を行います。

これには、開発をすべて終えて、ひとたび工場に生産ラインを設けると、
後戻りが非常に困難だからという理由があります。
工場での大量生産を開始する前に、「アラ」の部分はすべて潰しておこう、
そのためにあらゆる環境で事前に実験を行っておこう、
というのが基本的なメーカーの考えです。
市販開始後にトラブルが発覚するよりは、生産する前の段階で不具合を
すべて出しておいた方が、最終的なコストが低く押さえられる
という事情があるのです。

また、これらの前提としてブレーキの効き方や、制動距離は、
メーカーが設定している車種ごとに違いがあること、
同じ車種でも個体差があったり、部品の消耗具合によって変わる、
ということを私たちが認識しておく必要があります。
これは事実であり、モノとしていわば当たり前のことです。

豪雪地帯の凍結路でもなく、ましてや水中でもない、アメリカの一般道路で、
新車に近いプリウスが、ブレーキ操作が不能になるというのは、
非常に考えにくい事態だと思われます。

以上が、鈴木氏の意見を元に、解釈を加えた要点です。


ちなみに、もう一つ知っておきたい新技術があります。
問題になっているプリウスを始め、多くのトヨタ車やメルセデスなどの
欧州車には、「ブレーキ・バイ・ワイヤ」と言う電子制御のブレーキが
搭載されています。

これは名前の通り、電子制御でブレーキの利き具合をコントロールするものです。
従来の車は、自転車のブレーキと同じように、ペダルを操作した力を
そのまま使ってブレーキパッドを動かしていました(油圧で力を大きくする
装置はついています)。しかし電子制御では、ペダルを踏んだ量を、
電気信号に変換してブレーキ装置へ伝えます。つまり、ブレーキペダルと
ブレーキ装置は、直接はつながっていないということです。
従って、バッテリーなど電気系統が故障したり問題が出ると、
ブレーキが制御できなくなる可能性があります。

私たち一般ドライバーは、詳しい車のメカニズムを知る必要はありませんが、
知っておいた方が良い知識はたくさんあります。
そうした知識が、いざという時に役立つからです。場合によっては、
それが生死を分ける可能性もあります。

今後もShift-UP Clubでは、これらの車にまつわる知識を、会員サイト、
公開サイトを通して皆さんと共有していきます。

怖かった運転時の経験談や、素朴な疑問などがありましら、
Shift-UP Clubへいつでもお寄せ下さい。


なお、プリウスの例のように、もし制御不能になった場合です。
まずは、ギアをニュートラルにしてブレーキを踏むこと、
それでも止まれなければ、パーキングブレーキを使うことです。

ギアをニュートラルにすれば、アクセル操作はタイヤに伝わらなくなります。
また、パーキングブレーキならば、電子制御ではなく、
機械的にブレーキにつながっていますので、電気系統に万一のことがあっても
機能するはずです。多くの車のパーキングブレーキは後輪だけにブレーキを
掛けますので、横滑りしないために、ハンドルは真っ直ぐに向けます。
これで緊急時でも何とか止まることができるでしょう。

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