都会暮らしでプチ自給自足を楽しむブログ

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都会では自給自足は難しいと言われます。確かに完全自給自足は、土地の狭い都会では一般市民には不可能に近いものです。でも小さなことなら、意外と出来ることはあります。ひとつずつ、出来ることから始めてみると、そのうち自給率は上がっていくのではないでしょうか。

下記の本「家族で楽しむ自給自足」は、小さな畑を借りたり、動物を飼ったりと、都会暮らしにはやや敷居が高いものの、入門書として大変参考になります。

 

■今回の趣旨と目的

さて、今回家庭菜園を始めるに当たっては、あくまで自給のための、「実験をしたい」というのが目的ですので、次の3箇条を守りたいと思います。

 

  1. 収穫物が期待したほど無くても(仮にゼロでも)気にしない。
  2. なるべく手を掛けない、お金を掛けないで育てる。
    手をかけなかったことにより育たなかったのなら、あきらめる。
  3. 周りの畑と比較しない。

 

農「業」をしたい訳でないので・・・。仕事にして、換金目的で野菜を育てようとすると、必ず「形をそろえる」「見栄えを良くする」「虫食いをなくす」「収穫時期を揃える、管理する」などの必要性が出てきます。これを考え出すから、畑仕事は大変なんだと思います。でも、これらは私には一切関係ありません。自分が食べたいものを、食べたい量だけ収穫できるようにするのが目的ですから、見栄えも大きさも、収穫時期を揃えることも全く気にしません。仮に収穫がゼロだったとしても、何も考えずに、来年またチャレンジしてみます。

また、お金に関しても極力使わないように、道具も考えたいと思っています。なるべく手作り品か、自然の中に落ちているもの。道具を買う場合は、一生モノとして使います。毎年必要な農具を「仕入れ」する訳ではありません。ここが「農業」と「自給農」の違うところだと思います。

その他にも、周りの畑がどうしても気になるという感覚はもちろん出ます。参考にしたかったり、始めての経験なので、周りを見ながらという風になりがちですが、基本的に気にしません。そもそも家庭菜園をする場合の、目的や考え方はそれぞれです。時間ができたからガーデニング感覚でやろいう、という人もいるでしょうし、たくさん収穫して周りに配りたい、もしくは販売したいという人もいるかも知れません。「農作業をやっている感」を楽しみたいという人も多いと思います。その考え方は否定しませんし、「あり」だと思います。ただ、今回の私達の目的とは違います。

目的は、あくまで「育て方を、体験を通して知る」ということ。農「業」を始めるつもりもなければ、趣味にしたいとも思っていないので、お金と時間をいかに掛けずに収穫を上げられるか、ということを知りたいと思います。思った収穫を上げられなかったら、天候や土などの環境の問題か、作業の間違いが原因でしょう。その場合は、多少手を掛けるようにやり方を変えるか、何も変えずに来年またチャレンジします。

大数の法則という言葉をご存じでしょうか?
あるきっかけで私はこの概念を知りました。正確には、ギャンブルが得意な方からそのノウハウをヒアリングする中で、大数の法則を意識するようになってから、うまくいくようになった、という話を聞いたのです。その後、その法則のことが何となく気になり、自分でも何冊か本を読んで調べてみました。(読んだ本は「運は数学に任せなさい」「偶然の確率」などです)

簡単に言えば、大数の法則とは・・

「数」をこなせばこなすほど、「係数(期待値)」に近い結果が得らる

ということです。

例えば入社1ヶ月目の営業マンでも、最初の5件の訪問で3件も成約して、
上司を驚かせることがあるかもしれません。
しかし、100件、1000件と訪問するうちに、期待値である「係数」に
近い結果で出てきます(つまり、あまり成約できないということです)。
(ただし、件数をこなすうちに、係数も上がることがよくあります)

●大数の法則を使っている身近な例

  • 天気予報
  • 他の病院でセカンドオピニオンをもらう
  • 分散投資をする
  • 小売店が、なるべく大量に商品を扱う
    など

例えば天気予報では、1・2年のデータのみで明日の天気を当てることは困難でも、何十年もの膨大なデータが蓄積されれば、当たる可能性が高まります。


考えてみれば、すべての事柄はこの大数の法則に従っているということが分かります。大数の法則には、期待値という考え方がありますが、運を呼び込むには、期待値を高い状態にして、試行回数をこなすということに尽きます。たとえばサイコロを6面のうち4面に「1」という数字を書いておけば、1が出る可能性は高まります。このサイコロを何度も振れば、1が出る期待が持てます。

ただし難しいのは、上記の(インチキ)サイコロを一度振っても、次に出るのが1とは限らないところです。何百回も振れば、大数の法則に従って、確率に近く6回に4回のペースで1が出るでしょうが、次の出目が1とは限りません。このように試行回数が少ない中で、希望の結果が出るかどうかは、まさに「運」だと言えるかも知れません。

この部分の運については、仏教や密教がある種の答えを持っていそうです。ご興味のある方、詳しくは調べてみて下さい。


この本には、またポワソンクランピングという考え方が分かりやすく解説されています。ポワソンクランピングとは、散らばりのこと、数学的にいえば偏差のことです。サイコロで1ばかり続けて出て、その次は6ばかり出るという連続もあれば、逆に1から順番にきれいに出る連続もあるでしょう。このランダム性がどのくらい幅を持っているかということです。「降れば土砂降り」という言葉がありますが、確率の偏差が広ければ、まさに日照りがずっと続いたあとに土砂降りが続くという天気もあり得ます。

ビジネスで言えば、ポワソンクランピングのいたずらがあるとはいえ、なるべく偏差が少ない方が助かります。毎日平均的に注文や仕事があれば安定します。でもなかなか思うようには行かない。これがポワソンクランピングの仕業です。

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